XL125 製作記録シリーズ④

XL125Sは、1978年10月に発売されたオフロードバイクだった。XL125（1975年-）の後継モデルで、XL125までは5速だったミッションは、XL125Sからは6段リターン式になっていた。排気量124ccの空冷4スト単気筒OHCエンジンは、基本こそXL125と同系ながら、点火装置にCDI式（コンデンサー・ディスチャージ・イグニション）を採用するなどの変更が加えられていた（最高出力は12ps）。外観デザインも一新されたが、前身モデルとの最も大きな差異は、フロントフェンダーが、XL125Sからアップマウントされたことだった。キック始動、前後リーディングトレーリング式のドラムブレーキを採用。サスペンションストロークはフロント200mm、リア165mmとたっぷり取られていた。1979年に外観の小変更を受け、JD02の型式名称を得たのち、1982年には後継モデルのXL125Rにモデルチェンジした。

引用｜バイクブロス/XL125Sの車輌プロフィール

XL125S 諸元・スペック

車名	XL125S
年式	1979年
排気量	124cc（4st空冷単気筒SOHC2バルブ）
重量（乾燥・装備）	106kg/112kg
シート高	—
馬力	12ps/9500rpm
最大トルク	0.97kg・m/8000rpm
タンク容量	7.0ℓ
前タイヤサイズ	2.75-21
後タイヤサイズ	4.10-18

【カスタム・整備箇所】

・タイヤ前後交換
・スポーク塗装
・ハンドル交換
・フロントフェンダー取り付け
・シート交換（純正）
・リアショック交換（グラストラッカーサス）
・ミラー交換
・エアクリーナー交換
・キャブ調整
・スプロケット交換
・チェーン交換
・サイレンサー磨き
・磨き

ギャラリー

XL125S 完成状態

レビュー