スズキ・テンプター400は、1997年に発売されたトラディショナルスタイルのロードスポーツモデルだった。空冷単気筒エンジンを搭載する400ccスポーツとしては、SR400（ヤマハ）というロングセラー（1997年当時でも、登場から20年弱が経過）が存在していたが、その向こう正面を張るかたちでの登場だった。
排気量396ccの空冷単気筒OHCエンジンは、競合のSR400がわずかに前傾するかたちで搭載されていたのに対し、テンプターでは「直立」しており、どこか古い英国車のようだった。
始動はキック式ではなくセルフスターターで行うかたち。5段ミッションを組み合わせ、前後のブレーキはドラム式（前輪はツーリーディング式のドラム）だった。なお、車名の由来は、英語のtempt（誘惑する）から。erが付いて「誘惑する者」という意味で、そんな魅力的なバイクであることを表していた。
引用｜バイクブロス｜テンプター400の車輌プロフィール
目次
スペック・諸元
| 車名 | TEMPTER 400 |
|---|---|
| 年式 | 1997年 |
| 排気量 | 396cc（4st空冷単気筒OHC） |
| 重量（乾燥・装備） | 173kg |
| シート高 | — |
| 馬力 | 27ps/7000rpm |
| 最大トルク | 3.0kg・m/5000rpm |
| タンク容量 | 12.0ℓ |
| 前タイヤサイズ | 100/90-18 |
| 後タイヤサイズ | 130/80-17 |
ギャラリー
レビュー
サイドカバーのロゴとカタチでトライアンフ感あるよね
よくSRとかCB400SSとかと比べられるけど、スタイルングはテンプターのほうがトラディショナル
以外とスズキってボルティとかST250とかSW-1とか、あーいうスタイリングのバイク出すから侮れんよな
あとコイツ何が偉いって、セルなこと
SRはキックやし、CB400SSだって前期型はキックのみ
そんな中テンプターは最初からセル付きで出したからね
最近は値上がりして50万から60万くらいが市場価格になってるけど、昔は人気もなくて安いし、指名買いしてくる人もいなかったなあ
ちなみにサベージ650ってスズキの変態単気筒アメリカンがあるんだけど、そのエンジンと互換性あるんで「テンプター650」ができるらしい
SRは500、ホンダならGB500とかあるけど650ってないからね
サベージ自体も玉数少ない車両だから両方手に入れてテンプター650やるのは結構お金もかかるけど単気筒乗りなら、ちょっと興味あるバイク
そんな遊び心をくすぐるバイクですわ、テンプターは
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